仕事でイライラ

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今日も社内のストレッサーは絶好調。

いろいろな人とお話をしていて多くあがる話題としては、仕事上での愚痴や文句といった類の話が多いかなぁと。
頑張って仕事をしても納得がいかない待遇の話、他の人が使えないという話、会社における理不尽な話……と、内容はさまざま。

もちろん仕事を頑張って、スキルを積み上げて、目に見える評価として給料がガンガン上がればさ、そりゃ誰だってやる気になるよね。
でも残念なことに今の日本社会ではなかなかそう単純にはなっていないってね。
みんな多かれ少なかれ、仕事に対しての文句やら愚痴ってのは持っていると思うね。

でもさ、どうせ仕事を毎日やるならストレスだって少ないほうがよくない?ってね。

・自分の給料

はっきり言って今回のコラムはふざけんな!!って感じる人も多いと思う。
でもすごく大切な視点でもあるから、オススメの回でもあるんだよね。

ああん?なんじゃ、はよ言いなされ。

まずさ、自分の給料ってあるよね。
それは年収でも時給でもなんでもいい。

たとえば年収500万円の人がいたとするよ。
じゃあその年収のうち、自分の仕事で稼げるお金ってどれくらいって想像してるかな。

お金はいろいろな流れを経て自分のところにたどり着くもの。
そういう意味ではお金の流れは確実に存在するけれども、なかなか隠匿されたりもして見えにくいよね。
まぁ今回のコラムではそこまでは言及しないでおこうと思う。

端的にいこう。

ボクは給料500万のうち、450万はストレスに対する賠償金(or補償金)だと考えてる。
要は自分の仕事が給料に反映されている割合は10%かそこらってこと。

もちろん業種によっても異なるだろうし、こんな見方が正しいわけもない。
あくまで比喩のひとつだと考えればわかりやすいかな。

・仕事はストレスを受けるもの?

実際の仕事に対する給料は収入の10%程度って考え方。
なにをバカな……って思うよね。

おいこら、給料泥棒だって言いたいのか?いえいえそういう話ではなく。

でもさ、よく考えてみない?
個人差があるってのは当たり前のことだけどさ。
みんなが会社勤めでイライラするさまざまなこと。
ストレスに感じるさまざまなこと。

どんな小さなイライラでもいいよ。
それってさ、本当に仕事をするうえで必要なことかな。

なんで満員電車で汗だくになりながら通勤するのかな。
できればガラガラの電車でさ、座って通勤できたほうが身体だって楽なはずだよ。

誰がいったい9時始業18時終業なんて考えたの?
別に仕事ができるなら何時にやったっていいんじゃない?

いろいろあるよね。
でもね、これだけはハッキリしていることがある。

会社勤めってのは、定時内に「そこにいること」がほぼすべての要素を持っているってこと。

・仕事ってなにさ?

業種によってももちろん異なるよ。
でもさ、よっぽどのことがない限り「そこにいて拘束されること」が最重要視されているとは思わないかな。

会社は管理しやすい型にはまった人材がお望みのようで。

まぁリモートうんぬんの話は置いておくとして。
だってさ、どんだけ仕事を早く終わらせようがお昼過ぎに退社すれば早退になるよね。
裁量労働の契約だろうと定時が存在して、早退だの遅刻だの残業だのって概念もある。

つまり日本社会における仕事ってのは「そこにいること」そのもの。
逆に言えば、ただそこにいてもみんなつらいだけなので、目標や業務を与えて仕事として認識させているって話。

ほら、たったその程度の見方をするだけでさ。

サボって生活残業をしている同僚のほうが評価が高いだの。
ほかの人より仕事を多くこなしているのに給料が上がらないだの。
責任も取らない上司がふんぞり返っているだけで給料が高いやら。
使えない最近流行りの言葉でいうところの老害社員がクビにならないだとか。
ようやく職場に慣れたと思ったら家から遠い営業所に配属されるだの……。

あらゆる仕事に対するストレスはそこに集約されないかな?

ボクはこれが日本型社会構造の最大の利点であり最大の欠点であると思ってる。
欧米や諸外国の考え方が一切通用せず、新しい技術を取り入れることに消極的な部分。
そうした点も、やはり正業に対する給料の割合があまりにビジネス観とかけ離れているんじゃないかなぁって。

まぁ、仕事でイライラすることは多いけどさ。
給料のうち90%はストレスに対する賠償金!って割り切ってみりゃ、少しは気楽にもなれるんじゃない?

もちろんこれから先の未来でもその考えが通用するなんて思っちゃダメだ。
ただ今現在、仕事で潰れそうやらイライラで胃に穴が開きそうだ!なんて人には、この考え方はオススメだよ。
まずはリラックスして、仕事なんてそんなもんか。
って考えながらのんびり適度にサボってみるのも、また一興。

出社してそこにいることが最重要任務だと考えてみる。
無理そうな仕事を振られそうになったら、忙しいフリでもいいしさ。

頑張って頑張って頑張って、つぶれた結果を誰かが評価してくれるならまだいいけれど、そんなことはまずない。
だからつぶれる前に自衛しないとね。

そろそろ自分を大事にしてあげませんか。

会社との付き合いは雇用契約を結んでいる間だけだけれど、自分自身とは一生涯付き合っていかなくちゃいけない。
どちらを大事にしたほうがいいかなんて、一目瞭然でしょ。

気楽に行こうぜ!

自分の心身を守るためにも給料のほとんどはストレス代だと割り切ろう。

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記事内の挿絵はAIにより生成されたものです。
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