お金の流れ

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インターネットで世界の仲間と趣味交流。

近頃はいろいろな趣味や遊びもインターネットを利用して楽しめる時代になったよね。
家にいながらにしてすごく充実した日々を送っている人も多いように思う。

でもサービスを提供するためには維持費も開発費も掛かるわけでさ。
どうやって収入につなげるか、大きな収益を上げるか、それが企業としては重要だよね。

・無料?

動画を配信しているサイトでは視聴者側が広告を見ることによって費用負担無しでサービスが利用できるなんてのも多い。
ゲームだってそうだよね。
最初にお金を出して買わなくても、ゲーム内で広告を見ると無料で遊べるゲームもたくさんある。

視聴中やプレイ中にちょこちょこ出てくるアレですね。

無料っていっても会社は収益を出さないとサービスの維持もできないし、どこかでお金を得る仕組みになっているよね。

そのひとつが広告収入ってやつ。
昔からテレビやラジオ、雑誌や新聞といった媒体でも当たり前にある方法でさ。

スポンサーって人たちが自分たちの製品を知ってもらうため、購買につなげるため、いろいろな目的で広告を出すんだよね。
広告を出す代わりにサービス提供者へお金を支払う仕組み。

ところが最近は少し流れが変わってきたみたい。

・ストレスは金で解決

ゲームがわかりやすいかな。
無料や安価で遊べるゲームなんだけど、プレイヤーに対して極度のストレスや制限をかける方法があってさ。

その!タイミング!で!何度!も!邪魔をするなあああ!!!

たとえばプレイをしているとイライラが募るほどに広告を流しまくるわけ。
そのイライラを解消したければお金を払うと広告がなくなりますよ!ってね。

これは某巨大な動画サイトでやった方法だから、という理由でなぜか当たり前の手法になってる。

でもさサービス提供側の立場で考えることができたら、この方法ってすさまじくハイリスクってことはすぐに気づくはずなんだよね。
だってさ、広告を出してくれるスポンサーってのは広告を通じてお金を払ってくれる大切な関係じゃないの。

その広告を邪魔なものとして扱ってさ、ストレスを与える道具として使ってるのね。

スポンサー企業が身を削って大切な広告費を払ってまで邪魔者扱いされるなら、それって宣伝本来の目的からすると逆効果そのものだよね。
誰がそんな媒体に宣伝費をつぎ込み続けるかな。

たぶん、それでも騙される企業数が圧倒的に多いから、ちょっとお試し程度に広告を出して撤退されようが痛くも痒くもない……ってあたりの考え方かなぁ。

・汚水は更に汚れる

企業が広告を出す目的ってさ、だいたいの場合は宣伝をしてもっと多くの人に買ってほしいだとか、知ってほしいってケースだよね。

広告に出てくる人に憧れて、ついついポチりたくなりますよね。

でもお金を出しているのにヘタしたら「あの企業のCMばかりでウザい!!」とまで思われるリスクがある。
それはスポンサーをないがしろにして広告を邪魔者として扱っているからだよね。

ストレスを与える材料としてスポンサーの広告費を利用している……そんな土壌でさ、より良質なお金の流れが生まれるかな。

たとえばCMソングやお洒落なCMってのは誰しも想い出があると思う。
キャッチーなCMソングとタレントが話題になって、それで商品が飛ぶようにヒットするって話も当然あるよね。

でもCMを不快な物として扱う媒体でさ、多くのお金を注入して広告を作るメリットは乏しいわけでさ。
お金が流れないってことは出資者がいないってことに等しい。

出資もされない、されてもごくわずか、そんな業界は社会的な信用だって獲得できないって。

つまりインターネットが低質な広告媒体として見られているのは、そこらへんが原因じゃないかな。
短期的に、また短絡的な金儲けに走って広告媒体としての価値を切り売りしているわけだよね。

会社が短期的にでも稼ぎたいって気持ちはもちろんわかるけどね。
自分たちの仕事ならばもう少し商売道具を大切に扱わないといけないよ。

1時間会社にいるとプリンターから1000円札が印刷されてくるわけじゃないんだからさ。
もう少しだけでも社会を巡るお金の流れ、そしてその目的ってものに目が行くだけでいいと思う。

たったそれだけでも深刻なミスはぐっと減るはずだよ。

・節約のバランス

これはボクたちの身近なことでもいえるよね。

わたくし、お財布のダイエットだけはビルダー級にうまいんですよ。

ましてや家計を切り盛りする人であれば、節約の大切さを身に染みてわかっていると思う。

ご家庭の収入源が会社勤めだったとしよう。
家から会社までは毎日1時間かけて電車で通っている。
節約しようと思って、その通勤手段を電車から徒歩に変えたらどうなるかな。

たしかに往復の電車賃は節約できるよね。
健康的な肉体と精神が得られるって期待もあるかな。
でも疲れが半端じゃない。

朝、会社に着いたころにはヘトヘトで、仕事にならないかもしれない。
会社から帰ったころには足がガクガクで翌日まで疲れが残る……。

仕事がきちんとできなくなって収入が減るともなれば、何のための節約?ってね。
これもある意味でお金の流れが見えていなかったこと。
バランスって意味でのお金の流れだよね。

もしかしたらさ、お金を優先しすぎて逆に損につながる選択をしている人って多いかもしれないよ。
ストレスフルな状況に晒されるとさ、冷静な判断って難しいもんね。

しっかりと自分のできることを、見える範囲からしっかりと整えることも大切だと思う。
守るべきものの価値や、さして失っても問題のないもの。
得られるものと失うもののバランス。

いつもいつまでも、どこもどこまででも。そばにいたいしいてほしい。

誰だって、ボクだってもちろんそう。
あれだ「本当に大事なものはすぐそばにある」ってね。

まずはもっとも身近な伴侶や家族のストレスケアが大きな節約につながるかも……なんてね。

お金の流れを考えて、バランス意識をもとう。本当に大事なものはすぐそばにある。

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記事内の挿絵はAIにより生成されたものです。
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