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今の時代はインターネットを中心に、いろいろなソースからさまざまな情報が得られる時代。
けれどもその情報はどんな価値を持っているか、そのすべてを把握するってのはなかなか難しいよね。
多くの場合、どんな形であれ自分にとって有益な情報を欲しがるかな。
でも、もしかしたら情報の先には予想とは違う道が通ってるかもしれない……なんてね。
今日はそうした情報についてのおはなし。
・ネット上に氾濫する情報
インターネットってすごいよね。
時代的なものもあるけれど、インターネットの登場前と比べると本当にすごい。

それまでは有益な情報であれば、その情報を手に入れるためには高いお金が必要だったよね。
楽しいことも嬉しいことも、悲しいことだって、形はいろいろあるけれどそのすべては情報だよね。
むしろ自分の望む情報を得るためにお金があまり必要じゃなくなった。
たとえば勉強するために参考書を買ったり、雑誌を読んだり、映画を見ることだって、アニメを見るだってそう。
以前に比べたら、圧倒的に必要なお金は減ったよね。
ユーザーにとってすごく嬉しい反面、ちょっと考えなければならないこともある。
それはお金の流れってこと。
あんまりお金!お金!金庫!金庫!って言うなー!!
って思う人がいるかもしれないけれど、今一度、考えたほうがいいと思うんで書いてみよう。

日本ではとくにそうしたお金の流れを意識することが美しくない、という風潮があるけれどね。
なにかを作って売る、ってのはお金が掛かるよね。
誰かの給料を支払うためには、お金がないといけない。
そのお金はどこから来るかってね。
物販ならわかりやすいかな。
たとえばCDが1枚売れると1000円が動くとしようか。
その中から作者や製造者、販売者などの給料に繋がるよね。
でもネットの情報は物が動かない。
じゃあ、どうやって給料が出てるの?ってさ。
・広告費とスポンサー
なんとかTubeって動画サイトあるよね。
あれなんてわかりやすいんじゃない?

動画の再生数が多ければ、再生数やクリック数に応じて広告費が得られるってやつ。
WEBページだって広告が貼られているサイトは別に珍しくない。
単に面白いから、単に盛り上がっているから、単に有名だから……。
そうした動画を何本作ってアップロードしても、広告がなければ0円。
事業として継続するためには、0円で動画を作成し続けることは無理だよね。
まぁ単純なイメージとしては。
自社製品を多くの人に知ってもらって売り上げを伸ばしたい企業。
そうした企業が広告費用を支払うスポンサーになっているよね。
多くのタイプの広告だと、広告が動画に出て、見られて。
そこではじめて、動画を作った人の給料になる。
つまりこの場合、精いっぱい面白い動画を作っても、広告が見られないことには1円も手に入らない。
もしかしたら、ここで「えぇえぇぇ!!!」
って思う人もいたりするのかな。
でも、世の中ってそんなもん。
野球でもボクシングでも、テニスだってe-スポーツだって、それは大きく変わらない。
スポンサーが広告費を出すことやチケットが売れることで選手の給料が捻出されてるわけだから。
音楽家だってどれだけ演奏が上手でも、それだけでお金が降ってくるなんてありえないよね。
ただネット上の情報で気を付けなければいけないことが一つ。
純粋に競技へ打ち込んだり、面白い動画を作ったり、上達のために努力している人たちはあまり関係ない。
でもこういう人たちもいる。
広告収入を得るために、あえて話題性だけを前面に押し出すタイプ。
虚偽の情報や大げさな情報を出して、多くの広告費を発生させるタイプ。
広告収入以外のさらなる利益のために拡散させるタイプ。

ほんの一例だと、こうしたタイプの情報はスポンサーの方向を向いていないんだよね。
スポンサーの方向だけじゃなく、ユーザーの方向も向いていない利己的な情報とも言える。
こうした情報にはぜひとも注意して欲しいものです。
その情報を広めることで、その情報発信者にはどんな利益の道が繋がっているのか。
それを想像するだけでも、情報の価値ってのを判断する基準のひとつになるからさ。
・SNSでの情報
SNSを利用している人も多いと思う。
つぶやいたり、ショート動画を見たり、本当に楽しいよね。
お笑いネタを提供しているひとたちもいっぱいいる。

んで、最近の流行なんだけれどもさ。
「〇〇(特性や属性など)のあるあるネタ」
なんて話題を見かけることはないかな。
いろいろな特性や気質、属性によってのあるある(傾向)を挙げてわいわい盛り上がるやつだね。
たしかに自分に合致しているものを見つけると楽しいし、自分を知るってことは大切だと思う。
でもさ、本当にそこで立ち止まってしまっていいのかな。
ぜひともそこから一歩進んだ情報にこそ「価値」があるってことを知って欲しいんだよね。
別にあるあるネタを否定なんてしていないよ。
そうした本やWEBサイトもたくさんあるし、売れ筋なことだって知ってる。

とりあえずの前置きをしたうえで、ボクはこう思う。
たとえば「いきなり声を掛けられるとパニックになってしまう」という悩みがあったとするよ。
あー、あるある。
で終わりにするんじゃなくて、その先にこそ「価値」がある。
その悩みならば「だから会社では手を挙げてから声を掛けてもらっている」という話に繋げることはできないかな、って。
別にこの方法の是非はどうでもよくてさ。
実際にそうした悩みやハンデを持っているけれども、うまく付き合ったり乗り越える方法や手段そのものだよね。
ボクの言う「価値」ってのは、そうした具体的な事例や、そこに至るまでの考え、過程、そうしたものには高い「価値」があるということ。

その属性を持つ人たちだけの小さな内輪ネタじゃなくて、そうではない人たちにもいろいろと知ってもらう。
そうではない人たちにも一緒に考えてもらって、社会をよりよい方向へ進ませる。
ぜひそうありたいものだよね。
情報は発信者の真意を読み取ること。深掘りしてこそ価値が生まれる情報もある。
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記事内の挿絵はAIにより生成されたものです。【ご報告】
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