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人生ってのはいろんな出会いがあって、その出会いが良いものとなるか悪いものとなるか。
そんなことは誰にもわかりゃしない。
それでもボクはこう思う。
もしその出来事がどんな道を辿ることになろうとも、そんなのはただの結果に過ぎないんじゃないかなって。
結果に至るまでに何を学んでどう楽しんでさ、その過程が重要ならば結果なんて気にする必要あるのかな。
もちろん命を損ねるような道を進むべきじゃないよ。
そんなにたいした話でもなくてさ、日常に誰でもが出会うちょっとした出来事のお話。
自分語りはあんまり好きじゃないけれど、具体例としてボクの経験談も少し織り交ぜていくよ。
・オンラインゲーム
ボクは昔からゲームが好きで、ゲームとともに人生アリ！くらいのゲーム人生でした。
2000年をちょい過ぎたころだと思う。
当時はオンラインゲームも少しずつ盛んになっていて、ボクは多人数でプレイするゲームをやっていました。
アメリカのゲームで、当時から世界でも最大のプレイヤー数を誇る超巨大なゲーム。
名前は控えるけれど、そんなゲームをやっていたんです。
アメリカのゲームなんで、もちろん日本人などほぼ皆無。
それでも苦手な英語を使ってプレイヤー（主にアメリカ人）と会話をしてゲームを楽しむ日々です。
そんなボクも社会人として就職をして働くことに。
ところが就職氷河期世代だったボクにはとても厳しい現実がありました。
まぁ要は精神を病んでしまいまして、3か月ほど休職する羽目になったのです。
よくある話だよね。
・休職中の過ごし方
常識的な日本人の考え方だったら、たぶん病気で休職中にはゆっくり自宅静養するんじゃないかな。
もちろんボクだってそう思ってたし、そうするつもりだった。
ところがボクにはインターネットで繋がっていたアメリカ人の声が届いたんです。
誰もが病んでるボクを避ける中で、ゲームの中とはいえ話しかけてくれたことは嬉しかった。
「2-3か月の休職なんだろ？じゃあいい機会だからフロリダに遊びに来いよ」
「日本でのんびり過ごしても、フロリダでのんびり過ごしても一緒だろ」
！！！
もちろんこの言葉に心は揺れ動いた。
病気で休職中に海外旅行なんてしたら、そりゃ解雇されたって不思議はない。
英語もまったく話せない。
一人で海外なんて行ったこともない。
チケットはどこで買う？
パスポートは？
ビザって何？
何もわからないことだらけだ。
高すぎる壁が何重にもそびえ立つのが見える。
それでもボクは意を決して、フロリダへと単身旅立って行ったのです。
このお話は別の機会に詳しく書きますね。
・先入観と常識
詳細は「フロリダ旅行記」（ページリンク）にて記載しますが、ボクが今ここに生きていることは彼らとの出会いがあったから、と言っても過言ではないと思ってる。
休職中に旅行をして、その結果として今ボクが生きているならばそれは良かったとも思う。
もちろん会社で懲罰的な何かを受けるなんてのは覚悟してのこと。
そんな程度のことで命までは取られやしないんで、安い安い。
フロリダで得た経験は何ものにも代えがたい価値があったと思っているんです。
何か機会があったとき、自分の損得に照らし合わせることは当たり前だよね。
それでもさ、損よりも得が大きいことなんてザラにあるわけ。
もちろんその選択で命を落とすことはダメだよ。
人間が社会で生きている以上、そこまで大げさなことなんてそうそうありゃしないって。
たとえ最悪でも会社をクビになったり給料が下がったりする程度の話じゃん。
目先のリスクを考えることも大切だけど、それがゆえに大きなメリットを失うのも勿体ないよね。
リスクを過大評価していると、どんなにメリットが大きくても行動できないだろうなと思う。
みんなが常識だと思っていることだって、実はたいしたことないのかもしれない。
ほんの一人がちょこっと社会的に常識外れなことをしたって、社会なんて何も変化はしない。
もし一時的な常識外れが人生を大きくいい方向に変えるならば、もっと積極的に常識を外したっていいんじゃない？
もちろん常識を外れることによって起きた不都合は受け容れるべきだよ。
もっと気楽にさ。
肩の力を抜いて適当に楽しむようにすれば、きっとその選択で間違えることは減るんじゃないかな。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。
ボクら一人ひとりが適当なことやったって、世界は何も変わりはしないって。
・チャンスなのかピンチなのか
致命傷じゃなければ、行動するのはとても有意義なこと。
行動する心のハードルが低くなると、行動力だってつくじゃない。
行動力は簡単につくものじゃないから、周囲のみんなより抜きんでることだってできる。
長いものには巻かれろっていうけれどさ、時には短いものに巻かれてみることも人生においては大事なんじゃないかな。
チャンスはもちろん最大限に活かす。
そしてピンチはチャンスに変えてしまえばいいよ。
自分が楽しめる選択を。行動することでピンチをチャンスに変えていこう。
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