100点満点

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高い点数を重ねていけば本当に輝かしい未来が待っている!?

今の時代ってさ、あらゆるジャンルや業種、果てはゲームや競技にいたるまでいろんなものが点数で評価されるよね。
小さなころから学校でのテスト、通知表、資格試験、なんでもそう。

もちろん点数ってのは相対的な比較をするためには用いやすいよね。
でもそれって、1つの目標や目的に対しての方向を向いているからこその評価だよね。

点数ってそこまで深く考えて悩むようなものかなぁって。

・点数の呪縛

人生って、まぁ何となくの方向性はあるよね。
でも必ずしも誰もが同じ一方向に進むべき、ってことはないんじゃないかな。

ここをこのまま進めばいいのかなってふと疑問に思ったり。

世の中には無数の職業がある。
点数での評価って意味ならば、少なくともその職業の数と同じか、またはそれより多くの点数評価が存在するはずだよね。

ほらイメージとしては、英語って科目の点数があるでしょ。
アルファベットの読み書き、カタカナ、熟語、リスニング、丁寧語、日常会話……。
いろんな小さな点数がまとまって「英語」っていう大きな点数として弾き出されている。

これを樹状構造やら末梢構造だの、そんな名称なんてどうでもよくてさ。

要は小さな集団が中くらいの集団を作って、それがさらに集まって大きな集団になる。
世に存在する概念って、まぁ適当な言い方をすればだいたいそんな感じ。
なんだってそうだよね。

・人生の指標

人生ってのは十人十色。
まさに考え方も生き方も一人ひとり異なるよね。

自分以外の人は異なる存在。当たり前のことだけれどたまに忘れそうになります。

今の世の中で比較しやすいのは「お金」や「生活の質」なんてものかな。
確かに使いやすい指標だし、点数化するのも簡単だよね。

豊かで満ち足りた日々を過ごしたい。
そう考えるとお金は必要だね。
だけどあくどいお金稼ぎに邁進して、ほかの人から恨まれてしまうこともある。

「生活の質」って点数を上げるためにがんばって稼いだのに、怨恨のリスクも跳ね上がってしまうだなんて。
これじゃ本末転倒じゃないかな。

まぁ現代だと簡単には命に危険なんて及ばないし、やりたい放題やったもん勝ち。
そんな考え方があっても別に否定はしないけどね。

でもさ、いろんな考え方がある中で「お金の量」って点数だけで他人を見てしまうのはもったいない気がするよ。

「お金の量」はそこそこでいいからのんびりした暮らしを望む人もいれば、がんばって点数を上げようと四苦八苦する人もいる。
いろんな人がいるわけで、その中でさまざまな生活スタイルが存在するんだよね。

まぁ端的に言うとさ。
誰でも必ず死ぬんだから、棺桶に札束入れるよりももっと考えることがあるんじゃない?って話。

・モチベーション

はっきり言って、ほとんどの人は何かしらの業務や特性といった意味では及第点をとっていると思う。

適材適所がうまくいくか、が生きやすさのポイントだったりします。

それが「お金」に繋がるかどうか、それはわからない。
「お金」に繋がっている人も、今の時代だからこそ、その及第点以上の点数で「お金」に繋がっていて、生活が成り立っているだけだと考えるほうが妥当だよね。

では簡単なお題を出そうか。

「テストで100点をとってください、科目はなんでもいいです」

多くの人は自分の得意なテスト科目をひとつ選んで頑張るかな。

今が60点とれる科目だとして、そこから80点90点を目指すのは伸びしろがあるから頑張れるかもしれない。
でもすでに90点の実力がある科目で100点を目指すってのは、まぁそれは大変なもんだよね。

要は今の点数が60点なら、いかに労力を掛けずに100点近くがとれるかって考えることもできる。

ボクの答えはいたってシンプル。
得意な科目で30点くらいとって、あとは30科目くらい適当に受けて全部3から4点を目指すよ。

お題では受験科目の制限なんてないし、3から4点くらいなら簡単にとれそう。
でもさ、たとえ3から4点であっても、生きていくうえで触れることがあるってのがボクの中では重要かな。

なんでかって?
後々そのテスト科目を得意とする人から、教わる形で仲良くできるきっかけになるからさ。

いかに点数評価なんてもんで人生ががんじがらめになっているか。
それで人生が窮屈になったらつまんない。

限られた時間の人生をもっと楽しく生きたほうがラッキーってね。
そんならいろんなことに興味を広げれば、もしかして好きなことも増えたりしてさ!

・人生の点数

「楽しい」や「面白い」の選択肢を増やしておけば、いつか自分の身を助けてくれるかもしれないじゃない。

嬉しさも悲しさも音楽とともに。

ふと視界に入ったボクのアコースティックギター。
そろそろ弦の張り替え時だなと思いながら、エレキギターってのはどうなんだろう、なんて心が浮ついた。
これが初夏ってもんの食指なのかもしれない。

ワクワクは自分でつくるもの。
どうせならラストシーンは「ボクの人生は100点満点だったよ」だとか言って、笑って締めたいもんだよね。

点数より大事なことを忘れないで。選択肢が増える生き方をしよう。

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記事内の挿絵はAIにより生成されたものです。
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