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Q.ギター上手いですね。いつ頃からはじめているのですか?
A.ご質問ありがとうございます!はじめてギターに触ったのは中学2-3年生だったと思いますが、伴奏をしながら歌うような遊びを覚えたのは高校生のころだったかと思います。
20歳のあたりでは学業が忙しく全くギターを触らなくなりました。
そこから40歳くらいになったころ、ご縁があってアコースティックギターをお譲りいただきました。
いまのギターがそれなので、ギターを再開してからは6年ほどかと思います。
・笑われても自分が楽しむほうが大切!
世の中にはいろいろな趣味や遊びってものがあるわけで、自分にとってどういうものと出会うかってのも運だよね。

趣味って一言で言ってもさ、習い事の類が趣味や特技に繋がることだってある。
そう考えると世の中のありとあらゆるものって、どんなことでも趣味になり得るんじゃないかな。
趣味友達や仲間で語り合ったり議論したり、時には対戦や勝負もしたり……。
でもさ、趣味って本当は自分のための楽しみなのにイライラしている人って多くないかな。
・芸事
吉田兼好ってむかしの人がさ、今でいうところのコラムみたいなものを随筆として残しているんだよね。
その中では多岐に渡る話題が出てくるのだけども、ボクの記憶に残っているのはこれかなぁ。

”能(のう)をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知(し)られじ。うちうちよく習ひ得えて、さし出(い)でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習(なら)ひ得(う)ることなし。”
今の時代風で訳すと、どんな芸事も自分で練習してある程度うまくなってから誰かに披露したり、誰かと勝負したりするって当たり前だよね。
でも初心者のうちからベテランに交じって、ド下手なプレイを笑われてこそ本物になれるってことを言ってる。
つまり下手ってことを他人に笑われたり、負けまくることを極度に嫌がる人は絶対に頂点にはいけないって話。
・趣味って
最初の話に戻るけれども、趣味ってのは本来は自分が楽しめることが最重要だと思ってる。
今の時代だったらなにかを始めたい、趣味を新しくやってみたい……こうしたときにSNSやストリーミングで配信や実況しながらやることだってできるよね。

そんでね、たしかに初心者が練習したり負けまくったりってのは経験者からすれば滑稽に見えるかもしれない。
でも自分が楽しむことが大切だし、上達ってのは継続のモチベーションにもなるよね。
ならばより長くより大きく楽しむためにも、これからスタートすることってのはド下手な様子をみんなに伝えるほうが良い時代だとぼくは思った。
なんでかって、すでにある程度上手な人ってのは世の中にいくらでもいるよね。
その中で突っ込みどころ満載の初心者が頑張っている配信なんてどう思う?なんか応援したくなっちゃうよ。
そうして自分だけではなく周りに楽しさを伝播させてさ、いつの日にか自分なりの色や個性が生まれてきたら素敵だよね。
・遅いなんてことはない
必ず年齢を重ねていくボクたち人間。
老化ってのは誰も避けることができないよね。

若いころは簡単にできたことでもさ、筋力や集中力も低下してくれば難しくもなる。
ましてや老眼にもなれば目でいろいろと情報を得る能力だって低下するよ。
それでもさ、どんだけできることが減ってきたとしても世の中には無数の遊びや趣味がある。
以前の自分が見向きもしなかったことを知る良いきっかけになったと思って新しく何事にも挑戦してみよう!!
五十の手習いって言葉もあるけど、なんか素敵な響きだよね。
この年齢になってみて深みを知ることになったかなぁ……というお話でした。
下手なうちから披露しよう。それが趣味を最大化するヒント。いまの自分だから挑戦できることがある。
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